電験三種

【初心者向け】電験三種の科目別勉強法と難易度 | おすすめの順番,特徴も

この記事でわかること

  • 電験三種は何科目あるの?
  • 電験三種の科目別勉強法
  • 電験三種の科目別特徴
  • 電験三種の科目を勉強する順番

この記事を書いている人

 

皆さん、こんにちは、でんさんです。
この記事では、電験三種の科目について解説していきます。
電験三種を取得したいと考えている皆さんは「電験三種は何科目あって、どのように勉強したら良いだろう?」と思ったことはありませんか?
でんさん
受験生
電験三種を取得したいと考えていますが、電験三種は何科目あるんだろう?
受験生
電験三種の科目の勉強法がわかりません…
電験三種の科目別の特徴や勉強法はあるのだろうか?
確かに、電験三種の科目についてわからないことがたくさんありますよね。
勉強法や特徴について知りたい方も多いですよね。
でんさん

 

そこでこの記事では、電験三種の科目別の勉強法について解説していきます。

合わせて、電験三種の科目別の特徴や、電験三種の科目を勉強する順番について解説していきます。

この記事を読めば「電験三種の科目の特徴や勉強法がわからない…」ということで悩むことは無くなります。

電験三種の科目別の特徴や、勉強法、勉強する順番を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

電験三種は何科目あるの?【科目合格制度も】

受験生
電験三種を取得しようと思っているのですが、そもそも電験三種は何科目あるのでしょうか?
結論から言うと、電験三種の科目は以下の4科目あります。
でんさん

電験三種の科目

  • 理論⇒ 電気回路 / 電磁気学 / 電子回路など
  • 機械⇒ 変圧器 / 誘導機 / 直流機 / 同期機 / パワーエレクトロニクス / 照明 / 制御 など
  • 電力⇒ 発電 / 変電 / 送配電 / 電気材料など
  • 法規⇒ 電気関係法規 / 電気設備技術基準とその解釈 / 電気施設管理 など

 

電験三種を取得するには、これらの4科目を全て60点以上取らなければなりません。

また、電験三種の科目を理解するには、以下の内容も把握しておく必要があります。

電験三種の科目について

  • 科目合格制度とは
  • 各科目の合格率
そこで、電験三種の科目合格制度と合格率について、それぞれ解説していきます。
でんさん

 

科目合格制度とは

受験生
電験三種の科目合格制度について教えて欲しいです。
わかりました。
では、電験三種の科目合格制度について解説していきます。
でんさん

 

電験三種の科目合格制度は、「4科目中、合格した科目は2年間受験が免除される」という制度です。

電気技術者試験センターは以下のように提示しています。

科目合格制度とは?

試験の結果は科目別に合否が決まり、4科目すべてに合格すれば第三種電気主任技術者試験合格となりますが、一部の科目だけ合格した場合には科目合格となって、翌年度及び翌々年度の試験では申請によりその科目の試験が免除されます。

つまり、3年間で4科目の試験に合格すれば第三種電気主任技術者免状の取得資格が得られます。

参考:一般財団法人電気技術者試験センター

 

要するに「合格した科目は2年間受験しなくても合格扱いにするよ」という制度です。

電験三種の科目合格制度を利用する人はかなり多いので、電験三種を受験する時には、ぜひ覚えておいてください。

実際に僕も科目合格制度を利用して、電験三種を取得しています。
科目合格制度について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
でんさん

 

各科目の合格率

受験生
電験三種の科目合格制度はわかりました。
そもそも電験三種の各科目の合格率について教えて欲しいです。
わかりました。
では、電験三種の各科目の合格率について解説していきます。
でんさん

 

結論から言うと、電験三種の各科目の合格率は、どれも11%~15%程度となっています。

電験三種の過去10年の科目別合格率と合格基準点は、次のようになります。

年度 理論 電力 機械 法規
合格率(%) 合格基準点 合格率(%) 合格基準点 合格率(%) 合格基準点 合格率(%) 合格基準点
2020 19.2 60 12.2 60 6.7 60 12.6 60
2019 13.7 55 13.7 60 20.1 60 9.6 49
2018 11.6 55 17.8 55 13.8 55 6.6 51
2017 15.5 55 9.1 55 11.6 55 9.3 55
2016 14.6 55 8.7 55 17 55 9 54
2015 14.4 55 15.1 55 6.2 55 13.7 55
2014 13.4 54.38 16.4 58 10.4 54.39 11.6 58
2013 14.3 57.73 12.4 56.32 17.1 54.57 19.4 58
2012 18.4 55 24.8 55 10 50.56 9.8 51.35
2011 11.9 52.44 14.5 55 17.6 55 12.1 54.2

 

また、合格基準点は55点が多い印象です。

電験三種では、どの科目でも60点以上取れれば合格なので、60点以上取れるように勉強することが重要です。

電験三種の合格率が低い理由は以下の記事で解説しているので、興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
次は、電験三種の勉強法について、科目別で紹介していきます。
でんさん

 

【科目別】電験三種の勉強方法

受験生
電験三種の科目や、合格率、科目合格制度について理解できました。
では、それぞれの科目をどのように勉強していけば良いのでしょうか?
電験三種は4科目合格しないといけないので、勉強法に悩みますよね。
そこで、電験三種の勉強法を科目別で解説していきます。
でんさん

電験三種の科目別の勉強法

  • 理論:電気の原理・基礎を理解する
  • 電力:4分野の原理を理解して演習する
  • 機械:変圧器/直流機/誘導機/同期機を徹底的に理解する
  • 法規:計算問題を勉強してから暗記問題に取り組む
  • 数学:中学/高校1年~2年内容の計算をできるようにする
それでは、電験三種の科目別の勉強法について、それぞれ解説していきます。
でんさん

 

理論:電気の原理・基礎を理解する

電験三種の理論科目の勉強法は「電気の原理・基礎を理解する」ことです。

理論では、電気回路や電子回路、電磁気学が出題されます。

理論の内容を理解していないと、電力・機械・法規で解くことができません。

例えば、平行平板コンデンサや、直流・交流回路、三相交流などの問題は毎年出題されます。

また、出題傾向は計算問題が8割、穴埋め問題が2割くらいです。

電験三種の理論科目に合格するためにも、電気・電子回路の仕組みや原理を徹底的に理解することが大切です。

中学や高校で習うオームの法則やフレミングの法則なども扱います。
理論科目では公式がたくさん出てきますが、丸暗記せずに理解することが重要です。
でんさん

 

電力:4分野の原理を理解して演習する

電験三種の電力科目の勉強法は「4分野の原理を理解して演習する」ことです。

電力科目の4分野は、発電・変電・送配電・電気材料です。

電気や電力関係の仕事に携わっている方は、比較的点が取りやすい科目となります。

電力科目では、計算問題と文章問題が半々くらいなので、計算問題にも力を入れる必要があります。

発電・変電・送配電・電気材料の4分野の仕組みや設備を理解し、演習を行うことをおすすめします。

電験三種の電力科目は、毎年似たような問題も多く出題されるので、過去問を徹底的に解くことが重要です。
でんさん

 

機械:変圧器/直流機/誘導機/同期機を徹底的に理解する

電験三種の機械科目の勉強法は「変圧器 / 直流機 / 誘導機 / 同期機を徹底的に理解する」ことです。

機械科目では、変圧器・直流機・誘導機・同期機だけでななく、パワーエレクトロニクスや自動制御、メカトロニクスなども出題されます。

しかし、変圧器・直流機・誘導機・同期機だけで試験問題の50%~60%を占めています。

そのため、電験三種の機械科目を攻略するには、変圧器・直流機・誘導機・同期機の4機で点を落とさないことが重要です。

機械科目の傾向は、計算問題と文章問題が半々くらいで、理論科目の理解が必須となります。
でんさん

 

法規:計算問題を勉強してから暗記問題に取り組む

電験三種の法規科目の勉強法は「計算問題を勉強してから暗記問題に取り組む」ことです。

法規では「法律だから暗記さえしていれば良い」と考える方もいますが、計算問題が約4割出題されます。

計算問題では、理論科目・機械科目・電力科目の内容と関わってくることも多いです。

そのため、計算問題を勉強してから法律などの暗記問題に取り組むことをおすすめします。

法規科目は、電気事業法などの電気関係法規・電気設備の設置基準・電気設備管理の3分野を勉強する必要があります。
また、法律では細かい数値の暗記や、設備の名称・用途なども覚えないといけません。
でんさん

 

数学:中学/高校1年~2年内容の計算をできるようにする

電験三種の数学の勉強法は「中学/高校1年~2年内容の計算をできるようにする」ことです。

電験三種の各科目の計算問題は、高校2年までの計算ができていれば問題ありません。

例えば、三平方の定理や三角関数、ベクトルや複素数です。

電験三種を勉強しようと思っている方で、数学が苦手な方は、高校2年生までの数学内容をマスターしてから各科目の勉強に取り掛かってください。

電験三種の各科目を勉強する上で共通していることは、丸暗記ではなく、仕組みや原理を理解することです。
電験三種で丸暗記してしまうと逆に合格できる可能性は低くなります。

次は、電験三種の特徴と難易度について科目別で解説していきます。

でんさん

 

【科目別】電験三種の特徴と難易度

受験生
電験三種の各科目の勉強法はわかりました。
でも、各科目の特徴や難易度がわかりません…
そうですよね。
では、電験三種の科目別の特徴と難易度を解説していきます。
でんさん

電験三種の科目別の特徴と難易度

  • 【難】理論科目:8割~9割は計算問題
  • 【普通】電力科目:計算問題と論説問題が半々
  • 【難】機械科目:約5割は4機の問題
  • 【やや難】法規科目:4割が計算問題で暗記と理解が重要
それでは、それぞれの科目の特徴と難易度について詳しく解説していきます。
でんさん

 

【難】理論科目:8割~9割は計算問題

電験三種の理論科目の特徴は「8割~9割は計算問題」で、難易度は「難」です。

電験三種の理論科目は、電気・電子回路がメインで、クーロンの法則や三相交流なども出題されます。

様々な公式や原理、残り3科目の基礎が詰まっているため、計算問題が多いです。

 

また、理論科目の難易度に関してもこのような意見が多いです。

毎年、時間が足りなくて最後まで解けない方も多いので、計算スピードを上げる練習が必要となります。

理論科目は公式を丸暗記するのではなく、意味と使い方を理解して覚えることが重要です。
難易度も年々上がってきています。
でんさん

 

【普通】電力科目:計算問題と論説問題が半々

電験三種の電力科目の特徴は「計算問題と論説問題が半々」で、難易度は「普通」です。

電力科目は、発電・送配電・変電あたりがメインの科目となります。

また、難易度は易しい~普通と感じる方が多いです。

 

このような意見が多く見られます。

計算問題と論説問題をいかにバランスよく正解できるかが、電力科目の合格・不合格に関わってきます。

 

発電機や送配電、変電の仕組み・原理をしっかりと理解しておきましょう。
でんさん

 

【難】機械科目:約5割は4機の問題

電験三種の機械科目の特徴は「約5割4機の問題」で、難易度は「難」です。

機械科目は約5割が「変圧器・直流機・誘導機・同期機」から出題されますが、出題分野が広いため、難易度が高くなります。

また、プログラミング関連の分野も出題されるので、各分野をまんべんなく勉強する必要があります。

 

やはり、機械科目が難しいと感じる方は多いです。

そのため、電験三種の機械科目を勉強する時は、まず「変圧器・直流機・誘導機・同期機」をマスターすることが重要です。

電験三種の機械科目はかなり長い時間勉強しないといけないので、余裕を持って勉強しておきましょう。
でんさん

 

【やや難】法規科目:4割が計算問題で暗記と理解が重要

電験三種の電力科目の特徴は「4割が計算問題で暗記と理解が重要」で、難易度は「やや難」です。

法規科目は、計算問題が多く、一問一問の配点が大きいです。

つまり、間違えられる問題が少ないため、必然的に難易度も高くなります。

また、実際の実務に携わっていないと解答しにくい問題も多いです。

 

法規科目も難しいと感じる方は多いです。

法規科目では、計算問題以外にも完全に暗記していないと解けない問題が出題されるので、細かい言葉や数字も見逃さないようにしましょう。

法規科目は、理論科目・機械科目・電力科目とのつながりも大きいです。
でんさん

 

電験三種の科目を勉強する時のおすすめの順番

受験生
電験三種の各科目の特徴や難易度、勉強法はわかりました。
しかし、どのような順番で電験三種のかがわからないです…
確かに、電験三種の科目でどのような順番で勉強していけば良いのかわからない方は多いです。
では、電験三種の科目を勉強する時のおすすめの順番について解説していきます。
でんさん

 

結論から言うと、電験三種の科目を勉強する順番は、人それぞれなので決まりはありません。

しかし、効率の良い勉強方法は「理論⇒機械⇒電力⇒法規」の順番をおすすめしています。

「理論⇒機械⇒電力⇒法規」の順をおすすめする理由

  • ①理論:全ての科目の土台となるから
  • ②機械:変圧器 / 直流機 / 誘導機 / 同期機 をマスターできれば合格を十分に狙えるから
  • ③電力:理論や機械の計算問題で対応できるから
  • ④法規:理論、機械、電力の計算問題が出題され、法律関係も3科目の理解が必要となるから

 

僕は、上記の順番で勉強しました。

もちろん、自分に合った勉強法で良いですが、最初は「理論」科目から始めることを強くおすすめします。

電験三種の科目の順番をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
でんさん

 

 

まとめ:電験三種を勉強する時は各科目の戦略を立てよう!

この記事では、電験三種の科目別の勉強法について解説しました。

合わせて、電験三種の科目別の特徴や、電験三種の科目を勉強する順番についても紹介しました。

いかがだったでしょうか。

最後にこの記事のまとめを書いておきます。

電験三種の科目別の勉強法や、科目別の特徴や難易度がわからない方は、ぜひ復習してみてください。
でんさん

この記事のまとめ

■ 電験三種は何科目あるの?【科目合格制度も】

  • 科目合格制度とは
  • 各科目の合格率

■ 【科目別】電験三種の勉強方法

  • 理論:電気の原理・基礎を理解する
  • 電力:4分野の原理を理解して演習する
  • 機械:変圧器/直流機/誘導機/同期機を徹底的に理解する
  • 法規:計算問題を勉強してから暗記問題に取り組む
  • 数学:中学/高校1年~2年内容の計算をできるようにする

■ 【科目別】電験三種の特徴と難易度

  • 【難】理論科目:8割~9割は計算問題
  • 【普通】電力科目:計算問題と論説問題が半々
  • 【難】機械科目:約5割は4機の問題
  • 【やや難】法規科目:4割が計算問題で暗記と理解が重要

■ 電験三種の科目を勉強する時のおすすめの順番は「理論⇒機械⇒電力⇒法規」

 

電験三種の科目はどれも難しいです。
しかし、各科目には計算問題や論説問題がどれくらい出るかどの単元が頻出分野なのかなどの特徴があります。
そこで、各科目を勉強する時には、どのように勉強していくのかを考えることが重要となります。
僕がおすすめする科目の順番は「理論⇒機械⇒電力⇒法規」です。
このように、電験三種の科目を勉強する時は、自分でどのような勉強が良いのかをじっくり考えてから行うことをおすすめします。
皆さんが電験三種に合格できるように祈っております。
でんさん

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